いわぶち友

日本共産党 参院比例

派遣村に参加して

15日は、郡山駅前で行われた「郡山派遣村」に参加してきました。

郡山派遣村は今回で4回目。弁護士さんや、労働組合と民主団体のみなさん、日本共産党の議員などが相談にのり、健康チェックを行います。炊き出しや、防寒具も準備されていました。

私も、日本共産党の岩崎まり子市議や神山えつ子県議とともに2件の相談を受けました。

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そのうち一件は、2日前まで福島市にいたという50代の男性の相談でした。派遣の仕事を転々として福島市にたどりつき、住み込みで働いていた仕事があまりにもつらくて、同僚と「東京へ出よう」と10万円を握り締めて郡山まで来たところで、同僚にこの10万円を持ち逃げされてしまい、郡山駅周辺で寝泊りしていたという方でした。

以前似たような話を、しんぶん赤旗紙面で見たことがあったのですが、こういうことがどこでも起こっているのでしょうか。

13件の相談が寄せられましたが、「家がないから生活保護は受けられないと言われた」「所持金が90円しかない」という方など、切迫した相談ばかりでした。

昨年末、東京での「年越し派遣村」以降、全国津々浦々で、県内でも各地で派遣村が開催され、少なくない命をつないできました。年末にむけて、昨年よりも深刻な状態になると言われていますが、「路頭に迷わせる人を一人もうみださない」ための国や市町村の対策が待たれています。このことを強く求めていくとともに、今後も県内各地で行われる相談会や派遣村に連帯して取り組んでいきたいと思います。