いよいよ12月になりました。
あっという間ですね。
立候補表明してから8カ月余り、「初めて」の活動が多かった一週間でした。
福島市にある桜の聖母短期大学の授業でお話をする機会をいただきました。
来年から18歳選挙権が実施されるにあたり、政治に関心を持ってもらおうという趣旨の企画です。
「政治家を志したきっかけ」をテーマに15分間です。
民青同盟に15歳で出会って広島に行き、被ばく者の方の話を聞いて核兵器をなくす運動をずっと行ってきたこと。
青年の雇用問題に取り組み、県議会と県を動かしたこと。
戦争法のたたかいが若者を先頭に空前の規模で広がり、政治を動かしていること。
戦争法が強行採決された9月19日の国会前の様子を1分にまとめてもらった動画も見てもらいました。
最後にみなさんと一緒に国民の声をふみにじる政治をやめさせるために力を合わせたいと話しました。
この思いが少しでも伝わっていたらいいな。
目の前に止まったタクシーの運転手さんが車中で署名を書くジェスチャーをしてくれたのでお願いすると、戻ってきた署名板には1000円札が添えてありました。
「これって自衛隊が戦争にいくやつですか?それはイヤだから書きます」と署名してくれた学生さん。
戦争法への怒りがますます広がっていることを感じます。
山形と鶴岡では、井上さとし参院議員を迎えた「国民連合政府」提案と日本共産党を語るつどいが行われました。
山形選挙区予定候補の石山ひろゆきさんは大学の後輩で、私が民青同盟の県委員長時代に学生班のメンバーでした。
ともに候補者として一緒になるときが来るとは思いませんでしたが心強いかぎりです。
演説会ではなく、これだけたくさんの方が集まるつどいはに参加するのは初めて。
会場からは、国民連合政府のこと、TPPのこと、ブラック企業のことなど、たくさんの質問が出され、井上さとし参院議員が丁寧にこたえました。
中には「自民党の谷垣幹事長はハト派だと思っていたのに違っていたのか。どういう人物なのか」という質問もありました。
井上さとし参院議員が話の最後に、長野に住む広島で被ばくされた方の言葉を紹介していました。
「今日の聞き手が明日の語り手。その輪の広がりが戦争を止める力」
自分が広島に行き平和活動を原点にしてきたこと、今のたたかいの広がりを思い、決意を新たにしました。
ところで、井上さとし参院議員は藤沢周平のファンだそう。車中には他にもファンの方がいて、山形から鶴岡に移動する車中は藤沢周平談義で盛り上がりました。
映画は見たことがあったのですが、藤沢作品を読んだことはなかった私。
さっそく「蝉しぐれ」を買って読んでみることにしました。