いわぶち友

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第8次全国青年ボランティアセンター(5月2日~6日)

今日から第8次全国青年ボランティアが福島県内4か所で開設されています。

全国から来るみなさんは被災地フィールドワークへ。
私は福島センターで受け入れ準備。

明日以降訪問する仮設住宅へ案内チラシを配りに行くと、男性が声をかけてくれて「ここは収容所みたいなものだ。狭くて、家族でも夫婦でも一緒にいるのが嫌になるときがある」と話していました。

訪問の時に届けるお米の仕分けや夕飯の準備など、フィールドワーク終了までに間に合わせることができました。

夕食後の自己紹介&フィールドワークの感想交流では、「驚いて言葉が出なかった」という人、以前来たときと今回の変化について話す人もいました。

私が被災地を見て感じることを、全国から来たみなさんも感じていて、実際に見てもらうことの大切さを改めて感じています。

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3日の夜は、全国青年ボランティアセンターの交流会が県内4ヶ所で行われ、私は南相馬市の交流会に参加しました。

「福島に来なかったら分からないことがあった」「一人の人の中にもいろいろな思いがあると分かった」

フィールドワークで見たこと、仮設住宅で聞いたことを帰ってから周りの人に伝えたいと話してくれました。

南相馬市のセンターは、毎回仙台から食事づくりのボランティアに来てくださるご夫婦がいらっしゃいます。
私も夕飯をいただいたのですがおいしかった!
和気あいあいです(*^^*)

北海道から来ているみなさんとも会えました(^^)/

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全国青年ボランティアセンター@ふくしま。
5日は福島市内にある浪江町仮設住宅へ。
支援物資をお届けしながら要望を聞き取りしました。

「自分は復興は進んでいないと思う。国は自分たちのことを一体どう思っているのか、それが知りたい」という方。
「俺の生きがいだ」と花壇を見せてくれた方。
「ここに家があった」と津波の写真を見せてくれ、「原発事故後体調を崩してばかり」という方。
最初は「話すことなんてないよ」と言っていた方もいろいろと教えてくれました。

夜は交流会で、フィールドワークや仮設住宅を訪問してどう感じたのかを交流。
「現状を知りたいと思いつつ、福島に来ることができなかった。けれど自分の中でも風化していると感じて、忘れることがこわくて来ることにした。こんなにも復興できていなかったのか。仮設住宅では『なんでこんな風になってしまったのか』『自分が悪いことをしたのか』など、話の合間に漏れる本音に自分自身苦しくなった。こんな状況でどうして再稼働などできるのか。こうした声を国会や周りに伝えていきたい」
こうした感想がみなさんから語られました。

参加したみなさんの思いに励まされています。

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2日から6日の日程で行われていた第8次全国青年ボランティアセンター@福島が無事終わりました。

昨日は、福島市内にある飯舘村仮設住宅を訪問。
佐藤八郎村議も参加しました。
仮設住宅に住む子どもたちが、育てている花や野菜を紹介してくれる場面も。

参加した青年のみなさんは北海道から沖縄まで。
福島がどうなっているのか、自分の目で見て確かめたいと福島に来てくれた青年のみなさん。
フィールドワークと仮設住宅訪問が、事故も被害も終わっていない福島のリアルを明らかにしたと思います。
地元に戻って伝えるというところから一歩踏み込んで、何ができるかを考えることができた時間でした。

仮設住宅で「どうせ言っても変わらない」と話していた方がいろいろなことを話してくれたり、「国が自分たちのことをどう思っているのか聞いてみたい」と話す方がいたり、私たちが国や東京電力に聞いた声を届けるのはもちろん、直接伝える場をつくることが必要なのではないかと議論にもなりました。
活動のあり方も含めて、今後の課題も見えてきました。

青年のみなさんのパワーと福島に寄り添おうという思いに励まされました。

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