関西電力高浜原発3,4号機の再稼働をめぐり、福井地裁は住民の訴えを認めて、運転を禁じる仮処分決定を出しました。
新規性基準は「緩やかにすぎ、安全性は確保されない。合理性を欠く」としており、新規性基準を満たした原発を再稼働するという政府の進め方ではダメだと言っています。
すごい!
安全だ、安全だと言われ事故をおこした福島の原発。原発事故はいまだに事故も被害も収束していません。
日曜日に青年のみなさんと被災地ツアーに行ってきました。原発事故から4年1か月たった福島。原発再稼働などとんでもありません。
飯舘村を通って南相馬市へ。6号線を南下し、富岡町、楢葉町というコースです。
写真は富岡町の駅前です。
今でも3.11後のままです。
富岡町の有名な夜ノ森の桜並木です。
ゲートの向こう側は帰還困難区域。ゲート一つ隔てて賠償などに差があります。
Jヴィレッジ周辺にある日本共産党といわき市労連の立て看板です。
何度も行っている南相馬市小高は訪れるたびにガレキがなくなるなど変化していきます。しかし見た目がきれいになれば、事故も被害も終わったことになるわけではありません。
例えば安倍政権や自民党は、帰還、自立と言いますが、住民のみなさんの選択は様々です。加害者である国と東京電力はあらゆる選択にこたえなければならないし、こたえることは政治の責任でもあります。
参加していた青年のみなさんは、自分たちも発信しよう、被災地ツアーをガイドできるようになろうと真剣に話を聞いていたことが印象的でした。
5月の大型連休には、青年ボランティアのみなさんが福島に来ます。