いわぶち友

日本共産党 参院比例

福島の声を国に届ける

この間、県民のみなさんとの懇談などで寄せられた声を国に届ける機会が2度ありました。

一つは4月17日に、県議団、地方議員団、県委員会で行った政府交渉です。

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原発を永久化する「エネルギー基本計画」が閣議決定された直後の政府交渉です。

再稼働するためには福島の事故は終わったことにされようとしています。

賠償の線引きと打ち切り。

それが県民を分断しています。

精神的損害の賠償が打ち切られた旧緊急時避難準備区域の広野町川内村などのみなさんからの要望を聞いてきました。

インフラの問題や事故が収束しないなかで町や村に戻れない状況です。

原発事故前はお米も野菜も自給自足、水や山菜やきのこなど山の恵みをうけていたのに、今は何でも買わなければなりません。

それなのに賠償が打ち切られ、貯金を取りくずして暮らしている。

こんなことは許されません。

こうした実態をぶつけ、賠償の再開を求めました。

もう一つは22日にふくしま復興共同センターが行った原発ゼロ100万人署名の提出と政府交渉です。

大型バス7台で約300人が参加しました。

県内各地はもちろん、全国から集まった第一次分の署名は28万3236筆。

一筆一筆に思いがこもっています。

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政府交渉では原発労働者の危険手当の問題や安全確保の問題で対策を求めました。

人手不足は深刻です。

福島の切実な願いである事故収束の要が労働者です。

「危険手当を支払うかどうかは労働契約にあるかどうか。労使間の問題」との回答に怒りが噴出しました。

署名は引き続き取り組まれますが、声をあげることが政治を変える確かな力です。

たたかいはここからです。