4月30日、福島市内にある浪江町の仮設住宅におじゃましました。
小学生のお子さんを持つ2人のお母さんと話をしました。
この日は集会所でホールボディカウンター(WBC:内部被ばく検査)をやっていました。
一人のお母さんは、「WBCは一年に一度受けられるようになってよかった。WBCはいいが、子どもは採血を嫌がる。血管が細いからかわいそうで。区域再編で、賠償にも違いが出てくることで仮設住宅の中でケンカになることもある」と話してくれました。
もう一人のお母さんは「原発からの距離でどうして線引きされるのか。すべての県民が被災者。お金じゃない。事故前のくらしに戻してほしい」と話してくれました。
お母さんたちがもっと気兼ねなく何でも話せる場所が必要だなと感じました。そういう場所がつくれないか相談してみようと思います。