11日、5人の県議団と衆院小選挙区予定候補、県委員会や地区委員会のメンバーと政府交渉に行ってきました。高橋千鶴子衆院議員や紙智子参院議員も参加してくれました。
午前10時30分から午後5時まで各省庁が入れかわり立ちかわり来て、福島の声をぶつけました。
国の責任はどこへやら、「賠償は東電がやる」「県からの要請で」と繰り返すばかり。最後の復興庁からは「収束宣言というのは事故が収束したということではない。ステップ2の完了のこと」なんて話まで飛び出しました。
国が原発を国策として進めてきた、その責任をとらせなければならない、認めさせなければならないと強く思いました。この根本の部分があやふやになっているのです。
でも、福島の生の声をぶつけられたことは大きな成果でした。福島の現実は机上で考えていても分からないほど深刻なのですから。これからもこういう機会をもっともっとつくりたいと思いました。
その翌日は、テレビでおなじみ小池晃党政策委員長が来福。今後どんな政策や対応が必要か現地調査ということで意見交換が行われました。
その後は、区域見直しになった南相馬市小高区へ視察に行きました。
「一年前と何も変わらない」と驚いていましたが、時間が経ってしまった分、前より悪い状態になっているのが現実です。みんなで実態と知恵を出し合って、どうすればいいか形にしていく。現地と中央が力を合わせて引き続き頑張っていきたいと思います。