明日から3月ですが、福島では今日も雪が降っていました[E:snow]
24日に復興共同センターの「怒りの国会行動」に参加してきたので、遅ればせながらその様子を紹介したいと思います。
2回目となるこの行動。今回のメインは「ふくしまの子どもたちを放射能被害から守るための署名」の提出でした。
復興共同センターの「子どもチーム」が中心になって集めたこの署名。チームのみなさんが紹介議員の国会議員のみなさんに手渡しました。
署名提出集会後は、いくつかの項目での省庁交渉でした。
交渉は福島の子どもたちの医療費の問題が中心でした。18歳までの子どもの医療費無料化を国の責任でやってほしいという要求です。
福島の子どもたちは、小さい子どもたちは体重が増えず、ちょっと大きな子どもたちは体重が増えているそうです。外で思いっきり体を動かせないことが原因です。
「国の責任で子どもの医療費無料化を」という県民の願いを野田首相は受け入れませんでした。「放射能と関係のないインフルエンザや骨折まで無料にしろというのか」と国が言ったという話がきこえてきていますが本当に許せない!
この問題に答えたのは復興庁の方でしたが、子どもたちの現状は「新聞等で知っている」とのことでしたが、責任もって調査するわけでもなく、実態が分からないままに重要なことが決まっていく。こんなことがあっていいのか!しかも、出席している人はこちらの要望にこたえられない。「責任者出てこい!」会場は怒り爆発でした!
仮設住宅の問題や精神的被害への賠償での線引きなど、他の問題もすべてこの調子でした。
原発事故は福島県民の責任でおきたのではありません。国は自分たちの責任をどう考えているのか。原発事故を終わりにさせない!そう強く思った集会でした。もっと怒っていいし、もっと多くの人と怒りをぶつけていくぞ!