いわぶち友

日本共産党 参院比例

カエル3号から3・7志位演説会の「福島」号外のお知らせ

Kaeru

みなさん、こんにちは。カエル3号です。

3・7志位演説会に参加した方などからいま、大きな反響が出ています。事務所には感想や激励の電話やファックス、メールが寄せられています。なかには本当に感動的な手紙も。

ある参加者から寄せられた手紙の内容を紹介させていただきます。

志位委員長の演説を聞いて「さまよえる有権者

昭和9年生まれ、灰色の世代といわれる時代に生まれ灰色の世相を歩いてきた我々の世代が、いま、光を失っている。長い間自民党政権に従属させられてきて、真綿で首を締め付けられるように知らず知らずのうちに圧迫感を覚えてきた。

それが民主党によって光を感じた。「後期高齢者医療制度」の廃止ほかもろもろの公約である。ある日役場から後期高齢者医療制度の明細書が送付され愕然とした。なぜこんなことをするのか役場に抗議した。役場職員の要領を得ない対応にいらいらしながら民主党にかけるしかないと思った。同年代の友人も同じように役場職員に噛み付いたという。そして政治を変えるしかないと思ったそうである。

そしてそれをかなえた。気持ちよかった。自分の一票が選挙権を得て二十数年たったいまはじめて実ったと実感した。

友人たちと喜んだ。しかし、それが半年もたたないうちに一夜の夢のように消えつつある。あっという間の裏切り。「必ずやる」と言い続けた彼らの情熱は仮面だったのか。

(志位)委員長が演説会で指摘された、この制度の改正案を、帰宅して新聞を読み返してみた。公表された改正案が改善どころか改悪そのもの、そしてそれが役所がつくった物であることが浮き彫りになっているのがだれが見てもはっきりわかる。

脱官僚・政治主導と声高の叫びはなんだったのか、民主党の能力のなさ、力の無さを露呈しているようだ。制度廃止の公約を、それを廃止せず四年先までこのままの制度を続けていくという。

高齢者の大半が病気であえいでいる実情をどう考えているのか、数字だけ追っている高級官僚には「友愛」「命の大切さ」のかけらもないし血も涙もない。それに服従している民主党、「政治とカネ」等。もう末期症状か、自民党末期のコピーを見ているようである。

各紙の政党支持率が昨日の新聞に載っていた。政党支持率は予想通りとしても驚くのは支持政党なし、無関心派の多さである。最も憂いべきこと。極論かもしれないが、この状態を喜んでいるのは独裁者。なにを信じなにを頼ればいいのかさまよっている民衆が、仮面英雄みたいな権力者が現れたら必ずどっと飛びついていくだろう。民主党が勝ったときのように。そして歴史が物語っているように。

信頼している友人のお誘いで共産党の演説会にはじめて出席した。我々の年代は共産党に対してのイメージに偏見を持っていた。暗い、怖い革命家、そして虐げられ続けた政党等。それが演説会に参加して霧が晴れたように払拭された。その明るい雰囲気と世話役の人たちはじめみなさんの覇気さえ感じる挙動に久しぶりに沸々と血が騒ぐのを覚えた。志位委員長の明るい人柄のせいもあると思いますが、そればかりではないなにかを感じた。残されたわずかな人生、共産党に賭けてみようと思った。

近年家内をなくして「希望」という類の文字がすべて消えかかっていた。それに替わって「失望」という文字ばかりが心の中を駆けめぐっていた。そんな時声をかけていただいた友人が女神のように感じた演説会参加でした。

ありがとうございました。

本当に勇気付けられる手紙で、カエルの目にも涙でした。

演説会の内容をお知らせする「福島」号外ができました。「harugougai.pdf」をダウンロード