２３日は、反貧困ネットワークが呼びかけた派遣村が県内８ヶ所で開催されました。全県で２７０人を超えるボランティアの方が参加し、５０件近くの相談が寄せられたようです。私も、福島市で開催された派遣村に参加してきました。
ボランティアで参加していた民青同盟のみなさんや、学生さんなどとまずは宣伝。
チラシを見て相談に来たり、炊き出しを食べにくる方、一緒にチラシをまいてくれる人もいらっしゃいました。毛布や防寒具、取れたて野菜などの差し入れもたくさん集まりました。
炊き出しに立ち寄ってくれた男性にいろいろ話を聞きました。
「体をこわして仕事をやめた。今は生活保護で生活している。早く仕事を見つけたいけれど、なかなか決まらない。今日も履歴書を出してきたが、どうなるか…」と話してくれました。
派遣村では「母子家庭で生活保護の申請をしたいが、４回も断られている」などの相談が寄せられたようです。相談者の方が、「相談できてほっとした」と言って帰っていかれたようで、本当によかったと思います。
派遣村に来ることができない方も多くいます。寒空に誰一人として路頭に迷わせない、安心して年を越せるようにすることは、緊急の課題になってきています。今日は、いろいろな団体のみなさんと、こうした県民の実態を副知事に話してくる予定です。
